
先日、久々にワードローブ診断をしてきました。
今回のお客様は30代女性で、相談内容は「仕事柄きちんとした服を着たい」というものでした。
このお客様、以前はチェンジングミーではない違うスタイリストさんに相談し服を買っていたそうです。
しかし以前のスタイリストさんのコーディネートに違和感があったそうで、
「服のコーディネートだけ見るとおしゃれだと思うけれど、実際に着てみるとなんだか似合わない気がしてしまう」
とお話ししてくださいました。
そこで、なんだか似合わないと感じるものだらけになってしまったクローゼットを整理することをメインに、
余った時間で手持ち服のコーディネートを組むという方向性でワードローブ診断を進めることにしました。
まずはクローゼットの見直しから

実際のクローゼットの中身は、お客様が言うほど「似合わないものだらけ」とは感じませんでした。
ただ、コーディネートしにくい服やお客様の肌の色をくすませてしまう色味の服がちらほら・・・。
(以前のスタイリストさんがダメなわけではありません。
服を買った時期の流行アイテムだったり、当時のお客様のイメージに合わせて選んだ可能性もあります)
まずはクローゼットにあった服の中から、必要なものと不要ものを私が仕分けし、
最終的にはお客様に処分するかどうかの判断をしていただきます。
参考までに、今回のワードローブ診断での判断基4点準をまとめました。
・お客様に似合うものは残す
・着まわしやすいものは残す
・着まわしにくくても、長く着られそうなものは残す
・お客様のなりたい雰囲気に沿っていたら残す
不要なものは、あくまで私が不要と判断したものなので残すかどうかはお客様に決めていただくことにしています。
最終的には、残すと決めた服で10体前後のコーディネートを組むことができました。
(時間制限がなければ、もっとコーディネートが組めそうでした。)
最後に新しく購入したい服をリストアップ

今回のお客様はお買い物同行も希望されていたので、新しく買い足すべき服の相談もしました。
私が見た限りではシンプルな着まわしやすい服も多い印象でした。
現在持っている服に加えて、差し色やポイントになるアイテムがあればもっとコーディネートの幅が広がると提案させていただきました。
お買い物同行の軽い打ち合わせもでき、ちょうど1時間でワードローブ診断を終了しました。
今回のお客様は目的が明確だったり、決断が早かったので1時間でやりたいことをやり切れました。
お洋服の量にもよりますが、お客様によっては1時間でクローゼットの整理が終わらない方もいらっしゃいます。
他には、「クローゼット整理はせずにとにかくコーディネートを組んでほしい」という相談も多いですね。
お客様のお悩みに合わせて、内容も変更いたしますのでお気軽にご相談ください。