本格的な寒さがやってきました。
寒くなってくるとついチェックしてしまうのがアウターです。
「きれいなコートだな」「あの着こなし方いいな」など街行く人の素敵な着こなしをつい目で追ってしまいます。
しかし、もったいない着こなしをしてしまっている方もちらほら・・・。
せっかく上質なコートを着ていても、着こなし方が残念だと一気にNGファッションとなってしまいます。逆に、上手に着ることが出来れば、普通のコートでもぐっと素敵に見えたりするものです。
今日は、普段チェンジングミーのお客様にもお伝えしている「アウターの着こなしNG例」についてお話していきましょう。
どんなに上質なアウターでも少しの差でNGファッションになってしまう
毛玉だらけのコート
どんなに良いコートでも毛玉がついているとくたびれた印象になってしまいます。特にウールのコートは、袖口や裾に毛玉ができやすいので着たらブラッシングするなどの手入れが必要です。また、最近よく見かけるのがMA−1ジャケット(ボンバージャケット)の袖口や裾のリブ部分の毛玉です。古い、新しいに関わらず、コートのお手入れはこまめにしましょう。
コートの裾を引きずってしまっている
みんなロングスカートの時は気にするのに、ロングコートの時はなぜ気にしなくなってしまうのでしょうか。階段をお掃除しながら歩いているようなものなので、裾の動きに注意をはらいましょう。
雨や雪がついたまま放置する
外出先でコートが濡れてしまった場合、濡れたままハンガーに吊るしたりしていませんか?水滴がついたまま吊るしておくと、シミになってしまったりそこだけ色落ちしてしまったり・・・生地の傷みを早めることになってしまいます。
タオルで優しく拭き取ってから乾かすようにしましょう。
外出先では淡い色のコートは裏地側を外にする
飲食店でコートを脱いだ時に気をつけたいことです。壁などにコート掛けがあったり、お店で預かってくれる場合がありますよね。ハンガーにかける時は必ず裏地が表に来るように、裏返してハンガーにかけるようにしましょう。荷物と一緒に席に置いておく場合も同様です。
万が一食べ物や飲み物がコートに飛んでしまった時でも、裏地につく分にはコートへのダメージも、心のダメージも小さくて済みます(笑)
ウエストベルトがだらしない/背中側でリボン結びしている
今年は特にウエストマークして着るアウターが流行しています。ベルトをあえてだらしなく垂らす着こなし方もありますが・・・。この着方はベルトが長すぎても短すぎてもいけません。ベルトがズレて地面についてしまうくらい長く垂らしているとものすごくかっこ悪くなってしまいます。
また、ベルトを背中側でリボン結びにするのも野暮ったく見えてしまいます。しかもリボンの作り方がよれてしまっている人が本当に多いです・・・。
心あたりはありましたか?
もしあった場合はもう一度アウターの扱い方を見直しましょう。
お買い物同行やワードローブ診断の時には着こなし方のコツもお伝えしていますので、気になったことはどんどん質問して頂ければと思います。