新年度がはじまりました。
新社会人の方々はだんだんと新生活に慣れてきた頃でしょうか?
まだまだな方も、もうバリバリ仕事をこなしている方も社会人デビューおめでとうございます。
「先輩や取引先に好印象を持ってもらえるのはどんな服装ですか?」
この時期、毎年のように聞かれる質問です。
スーツ、制服、私服のようなカジュアルスタイルなど、仕事服はどんどん多様化しています。
しかし、「多様化しすぎて迷う・・・」なんて声もちらほら聞こえてきそうですね(笑)
多様化していても、抑えるポイントは少しだけでいいんです。
今日は、好印象にうつるためにはどんなことに気をつければいいのかを新社会人のみなさんにご紹介します。
「髪型・服装」を磨くと不思議と仕事がうまくいく
まずは基本から。人は外見では無いといいますし実際そうですが、
ビジネスの場では外見が良いということはかなりの武器になります。
ではここで質問です。
A:洗っていないような髪、よれよれのワイシャツ、ボロボロの靴の男性
B:適度にカットされた髪、しわのないシャツ、つやのある靴の男性
AとBが居たとします。仕事の経歴やスキルは2人とも全く同じ。
どちらかを仕事のパートナーに選べと言われたらあなたならどちらを選びますか?
数人はAを選ぶかもしれませんが、ほとんどの方はBを選ぶはずです。
Aは、一言でいうと「だらしない」印象です。
Bは「きちんとしている」印象ですね。
ではなぜBを選ぶ人が多いのでしょうか?
外見の情報から、人は無意識に「外見の奥にあるその人の行動」を推測します。
Aの外見は「身なりを整える時間や能力がないので仕事に支障が出そう」と判断されます。
Bの外見は「自分を整える人は、きちんと仕事を管理できるだろう」と判断されます。
スキルは同じなのに外見の印象で、こんなにも差が出るんです。
マイナスの印象は挽回するにもそれなりの時間を要するので、
はじめから好印象を持ってもらえたら円滑に仕事がすすめられるということです。
ざっくりいうと、好印象の人は良い仕事をするベースが作りやすくなります。
男女共通して意識したい「清潔感」
髪型や服装をきちんとすることが仕事面でプラスになるとわかりました。
では、どんなことに気をつけたら好印象を持ってもらいやすくなるでしょうか?
それはずばり「清潔感」です。
高い服もそうでない服もある程度でいいので、身なりを整えましょう。
服については、以下の事を意識すれば清潔感を保つことが出来ます。
・服がしわしわすぎないか
・毛玉ができていないか
・汚れ、シミがついていないか
・糸のほつれ、飛び出しはないか
・衿や袖に皮脂汚れはないか
・服が匂わないか
・バッグや靴は汚れすぎていないか
・めがねは汚れていないか
細かいですが、どんなに高い服を着ていてもこれらが守られていないとだらしなくみえてしまいます。
ちなみに、「整えすぎている人」が最近増えてきています。
高価なもので固めた服装、丁寧すぎるほどにセットされた髪、白すぎる歯・・・
完璧すぎると周りに引かれてしまう可能性もあるので、ナチュラルさは残すようにしましょう。
服をきちんと着たら、あとは髪型を整え、メイクをし完成です。
服や髪型を整えれば自然と自信が湧いてきます。
自信が湧いてくると、表情も良くなってきます。
会社の先輩や取引先の方達は、自分が思っているよりも印象で判断します。
好印象をもってもらい、円滑に仕事が進行できるように意識しましょう。
そして、身なりだけではなく仕事をきちんとこなすこともお忘れなく(笑)