今日は夏に特に気になるお悩みである「体型」についてお話をします。
先にお伝えしますが、太っているからダメ、痩せているからキレイなどの考えは私にはありません。
どんな体型でもその人の個性と捉え、尊重し
時にはご本人がコンプレックスと思っている部分をポイントにしたコーディネートをすることもあります。
今回はあえて分かりやすく「太っている」という表現を使うことにします。
体型の話はかなりデリケートなものなので、不快な部分がありましたらお詫びいたします。
この夏はオフショルや背中にデザインのある肌見せアイテムが流行していますね。
お買い物同行の時に肌見せアイテムをお客様におすすめすることもあります。
もちろん、「似合うだろうな」と思っておすすめしているのですが、
大胆なデザインだと「挑戦したいけど、肌を出す自信がない・・・」と言われてしまうことがほとんどです。
特殊なデザインでなくともノースリーブだったりスカートだったり・・・
時にはTシャツでさえも、コンプレックスのある方は肌を出すことや体のラインが出るアイテムにものすごく抵抗があるようです。
自分で思うコンプレックス、他人はそんなに気にしていないことがほとんど
それなら痩せたらいいのでは？と考える方もいるかもしれませんが、太ってしまった理由は人それぞれです。
・太りやすい家系や体質である
・年齢とともに痩せにくくなってしまった。
・病気をして太ってしまった。（ダイエットも難しい）
・出産でこんなに体型が変わると思っていなかった。
・・・など
お客様とは実際にお会いする前に事前アンケートで要望を聞いています。
「今日お会いする客様は足が太いのが悩みって言っていたな・・・」
と考えながら実際にお会いしてみると･･･
「え？全然コンプレックスに思うことじゃない！」
とギャップを感じて拍子抜けすることが多いんです。
そういうことが今まで何度もありました。
実際に本人はコンプレックスと感じ悩んでいても、私から見ると気にならない場合がほとんどです。
「言われてみれば・・・？そこが目立つかな？いや、言われてもそう見えない・・・」
という程度で、コンプレックスと言われなかったら長所にさえなる場合も少なくありません。
お客様からは「私はこんなに悩んでいるのに・・・」と言われてしまいそうですが、本当にそうなんです！！！
お客様に
「私から見るとコンプレックスに感じる必要は全くありませんよ！」
とお伝えしても納得してくださらない方がほとんどですが･･･｡
（私の技量不足もあるのでしょうか・・・）
コンプレックスはあなたの個性、魅力に変えてしまえば楽になります
そもそも服は「痩せていれば似合う」というものではありません。
今の自分の身体を「新しい自分」だと思って新しいファッションを取り入れてみてはいかがでしょうか？
以前と同じものは着れなくても、今まで似合わなかったアイテムが似合うようになる場合もあります。
あなたが抱えているコンプレックスは、魅力に変えることもできるということです。
悩み続けてきたコンプレックスは強く、深く、なかなか克服できないものでしょう。
お客様が悩み続けてきたコンプレックスを数時間お話を聞いただけで簡単に理解できるようなことだとも思っていません。
ですが、コンプレックスを少しでも解消できるようパーソナルスタイリストとしてお手伝いすることは可能です。
どんな体型でも、すべてのお客様にとって似合う服・素敵になれる服を提案したいと考えています。
ちなみに、私は男女問わずXXXS~XXXXLサイズのお客様を担当したことがあります。
体型のお悩みは服で解決できることもありますので、お気軽にお問合せください。
