【レディス】ワンシーズンはもったいない!長く着られるアウターの選び方
残暑も和らいでだんだんと秋らしくなってきましたね。
この時期気になるのはやはり「アウター」でしょうか。アウターが欲しいと要望されるお客様も増えてきました。
何年か前までは、流行のものが分かりやすく、何を買えばいいのかも明確でした。ここ数年は流行が細分化され、トレンチコート、チェスターコート、ノーカラーコート、ファーコート、MA−1、ライダースジャケットなど様々なタイプのアウターが売り出されています。
そこで今日は、アウターの選び方のお話をしていきたいと思います。
長く着られるものを選ぶにはどうしたらいいの?
アウター選びの時に一番聞かれる質問です。アウターは値段が高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
値の張るものはなるべく長く着たいと考えるのは当たり前ですよね。実際、アウターは数年に一度買うという方が多い印象です。長く着たいとおっしゃるお客様は、だいたい3~5年間着ることができるものを探しています。
とはいえアウターにも流行があります。数年の間、旬を保って着るのは難しいことなんですね。そこで、長く着たいという方には「定番の型の正統派デザイン」のものをおすすめしています。
定番のアウターといえば、トレンチコート、チェスターコート、ダッフルコート、MA-1あたりでしょうか。定番のアウターの中でも正統派なデザインを選べば流行に左右されず長く着ることができます。さらに、長く着るには生地の耐久性も重要です。極端に安い商品は、毛玉ができやすかったり、一年で変色してしまったりする生地もあるので注意しましょう。もちろんお買い物同行の時には、客様の年代や好み、予算に合わせておすすめするものを変えています。
ですが、どんなにいい生地のものを選んでも、服は着れば必然的に傷んできます。消耗品ということをお忘れなく。
暖かくて見た目のいいコートは?
暖かいコートはもこもことして着膨れしてしまうものも多いですね。東北地方や北海道など極寒の地域では必須ですし、暖かいに越したことはありませんが、着膨れするようなデザインのものはあまりおすすめしていません。
快適さと美しさは必ずしも共存するものではありません。
暖かさと美しさの2つを求めるのであれば、今年はロングコートやムートンコートをおすすめします。
生地の目がしっかりと詰まったウールのロングコートであれば、マフラーなどと併用すればかなり暖かくなります。(値段が高くても風を通すような薄い生地もあるので注意してください)
ムートンコートは、リアルでもフェイクでもOKです。最近ではフェイクでも上質な印象のものがたくさんあ李ます。お手入れの面から言ってもフェイクの方が扱いやすいかもしれません。
いずれにせよアウター選びは時間のかかるものですので、とにかくたくさん試着することをおすすめします。